先日、自宅で動かしていた録画専用サーバを録画兼検証サーバへとリプレースしました。
リプレース前サーバ紹介
リプレース後のサーバについて触れる前に、リプレース前の録画専用サーバについて軽く紹介。
ハードウェア構成
パーツ | 構成 |
---|---|
CPU | AMD A10-7800 |
メモリ | DDR3 2GB *2 |
GPU | オンボード |
ストレージ | SSD 120GB(OS) |
HDD 1TB | |
HDD 3TB | |
ケース | Silverstone GD10 |
OS | Windows 10 Pro 32bit |
etc | アースソフト PT3 |
ACR39-NTTCom |
今や懐かしい感じの構成のサーバでした。
正直、録画専用として動かすにはCPUに使用しているA10-7800は性能過多な上に消費電力的にもやや微妙、とは言え他に役割を持たせるにも性能が微妙という、まさしく帯に短し襷に長しな性能で、24時間動かしている割に勿体ないのでどうにかしたいとずっと考えていました。
現状整理
上記の悩みを踏まえた上で、どうしたいのか一旦整理することにしてみました。
現状考えられる利用目的は優先度高い順からこんな感じ。
- PT3をつかった録画
- 検証サーバ(Dockerとかやりたい
- リソース監視
- 録画した動画のエンコード
これらを踏まえた上で、使いまわせるPCパーツを整理してみると、CPUとマザーボード以外のパーツは結構揃ってる&余っているので、思い切ってリプレースしてみました。
リプレース後サーバ
前置きが長くなりましたが、新規にCPUとマザーボードを購入して構築した録画兼検証サーバはこんな感じになりました。
ハードウェア構成
パーツ | 構成 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen5 2400G |
M/B | ASUS TUF X470-PLUS |
メモリ | DDR4 16GB *4 |
GPU | オンボード |
ストレージ | SSD 80GB(OS) |
SSD 256B *2 | |
HDD 3TB | |
ケース | Silverstone GD10 |
OS | ESXi 6.7 |
NIC | Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT |
etc | アースソフト PT3 |
ACR39-NTTCom |
CPUがここしばらく自作市場で熱いAMDのRyzenを使用しています。
Ryzenを選定した理由はいくつかあって、
- Intel CPUと比較してマザーボード含めコスパに優れる
- メインPCでRyzen7 1700Xを使用している
辺りが主なところです。
在り合わせとCPU・M/B合わせ3万幾らでリプレースしたにしては使っていてレスポンスも悪くない感じです。
あと、CPU以外のポイントとしては、録画サーバとしても動かすことを考慮して、OSはデバイスのパススルーができるESXiを採用しています。
・・・まあ、録画サーバを動かすにあたってひと悶着あったりもしたのですが、それについては後日改めて書きます。
今後の予定
現状こんな構成ですが、今後は場合に応じてGPUやストレージ周りを強化していく予定です。
今考えている流れとしては、メインPCを数年後(Zen3辺りかな?)にCPUとM/Bを交換することになると思うので、その際にはこちらにCPUを流用予定です。
もしくは、利用用途に対しリソースが足りなくなったらメインPCのCPUひっぺがして載せ替えることも想定しています(メインPCの利用用途だと6コア12スレッドあれば必要十分だし・・・)。
あと、ストレージについては、値段とPCI-Eの並びだけで選んだM/Bですが、M.2が2か所あったのでNVMeタイプとSATAタイプのSSDをそれぞれ搭載予定です。
とは言え、まだまだ稼働開始したばかりなので、おいおいの追加ですが。
その他
サーバの中身のbefore/afterはこんな感じです。
before
after
見たまんまですけど、PCケース的にあまりゆとりがない&裏配線できないに加えて無駄に長いケーブルを使ったりしているので、かなりゴチャゴチャしてます。
なので、SATAケーブルくらいは短いものに交換してちょっとでもスッキリさせたい今日この頃。
ただ、意外といってはなんですが、マシン自体はかなり静かです。
なのに熱が必要以上に籠っている感じもないので、癖はありますけどケースそのもののエアフローは良好です。
フルサイズのATXマザーも入るので、割とおすすめなPCケースです。
上でも少し触れていますが、本サーバで録画サーバを構築するにあたって色々あったので、後日それについて記事を書きます。